南蛮寺とは切利支丹寺、伴天連寺ともいわれるキリスト教布教所の俗称。
京都におけるそれがここであった。安土桃山時代に安土に神学校を建てた、G・オルガンチノ神父(イエズス会)が1576年「聖マリア御上人寺」として献堂。献堂式にはキリシタン大名、高山右近も参列したという。しかし、1588年豊臣秀吉の伴天連追放例により破却された。1970年代にこの地から多くの資料が発掘された。2002年にはこの跡地で415年振りに、南蛮寺を偲びミサが捧げられた。
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