2010年11月4日木曜日

29.川崎家住宅(紫織庵)


江戸時代後期の名医荻野元凱がこの地で医院を開業。その建物をそのままに、大正15年豪商井上利助が最新のライト様式の洋間を加えて新設した。
和室部分は数寄屋の名工:上坂浅次郎が設計、一階洋間は京都工芸繊維大学・京都大学教授を務めた建築家、武田五一がフランク・ロイド・ライトの建築を参考にして設計、旧帝国ホテルと同様の外壁の石灰岩とタイルが貼られている。濠天井に寄せ木の貼り床、電熱式暖炉を設け、内装の木部はすべて優良高級材の銘木であるチーク材が使用されている。昭和40年から平成9年まで川崎家が使用していた。現在は「京のじゅばん&町家の美術館」として一般公開されている。
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