2010年11月4日木曜日

20.高松殿跡





平安京三条三坊三町にあった邸宅。源高明(914-982)に始まる。高明の娘で道長妻となった明子が当初に住して「高松殿」と称され、後に藤原道長の室となった。
三条天皇の皇子小一条院の御所ともなったが、1021年、1120年に焼亡。院政期の1146年に鳥羽上皇の命により新造され、1155年に後白河天皇が当所で即位し1157年まで内裏となり、高松内裏とも称された。1156年の保元の乱の際、後白河天皇の本拠地となり、源義朝や平清盛らの軍勢がここに参集して白川の地へ攻め込んだ事が有名。その後の平治の乱(1159年)の際消失。邸内に祀られていた鎮守社高松明神は、現在も高松神明神社として残る。 
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